2020年5月13日水曜日

Charlie Shavers / Gershwin, Shavers and Strings

こんばんは、JazzyIsshiです。今夜は、ほとんどMood Musicです。

Charlie Shavers / Gershwin, Shavers and Strings
Bethlehem BCP-27

1  I've Got A Crush On You
2  Someone To Watch Over Me
3  Somebody Loves Me
4  The Man I Love
5  It Ain't Necessarily So
6  Liza
7  Embraceable You
8  I've Got Rhythm
9  Summertime
10 But Not For Me

1955 August
Charlie Shavers (tp), Strings Orchestra conducted by Sy Oliver (arr, cond)

Charlie Shavers (1917-1971)はスイング時代の超絶テクニックを誇ったトランぺッターです。John Kirbyのコンボ、Henderson楽団,Teddy Wilson楽団を経て、Tommy Dorsey楽団のソロイストとなりました。JATP一座に加わって早くも1953年に来日しています。ここでは、Sy Oliver (1910-1988) 編曲の弦楽団をバックにGershwinの曲ばかりを演奏しています。OliverはJimmy Lunceford楽団のtp奏者兼編曲者として頭角を現し、晩年まで有名歌手のバックの編曲を行っています。本来とてもJazzyな編曲家で、Shaversも稀代のソロイストですが、ここでは甘い編曲とともにMood Musicを演じています。ほとんどの曲のイントロにはRhapsody in Blueの一節が使われており、洒落た感じと統一感を醸し出しています。トランペットとストリングスの組み合わせは相性が良いようでCliford BrownやRoy Eldridge, Dizzy Gillespie, Bobby Hacketなどがこぞってwith stringsものを録音しました。その中では、編曲のレベルが一段上のような気がします。他はJoe LipmanやPaul Westonでした。
I've Got RhythmはもちろんI Got Rhythmです。















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