2017年4月2日日曜日

Lush Life / John Coltrane

こんばんは、JazzyIsshiです。今夜はJohn Coltrane(1926-1967)の1950年代の録音です。

Lush Life / John Coltrane
Prestige 7188

1  Like Someone In Love (Van Heusen-Burke)
2  I Love You (Cole Porter)
3  Trane's Slow Blues (John Coltrane)
4  Lush Life (B.Strayhorn)
5  I Hear A Rhapsody (Fragos-Baker-Gasparre)

1,2,3  1957 August 16 ,Hackensack NJ
John Coltrane(ts), Earl May(b), Art Taylor(ds)

4  1958 January 10, Hackensack NJ
Donald Byrd(tp), John Coltrane(ts), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Louis Hayes(ds),

5  1957 May 31, Hackensack NJ
John Coltrane(ts), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Al Heath(ds)

1950年代後半ColtraneはPrestigeにかなりの量のリーダー作を残しています。このCDもその1枚で、うっかり聞いているとはてどのCDの演奏でしたか分からなくなることがあります。それだけワンパターンの演奏ということもできます。Coltraneの演奏に変化が激しく聞かれるようになるのは、1960年代に入る頃からのことです。それまでは、上手で特徴あるアドリブなのですが、どれを聞いてもみな同じ。。。。でも、既に独自のColtrane Worldが築かれていて立派な演奏ですあることは異論がありません。

曲は主に1940年代のポップス曲です。SinatraやNat Coleのレパートリーと重なるのは、Coltraneにとっても若いころから耳に馴染んだ曲だったということなのでしょう。

ベースのEarl May(1927-2008)はオールラウンドのベースプレーヤーで、Earl Hines、Benny Powell, Mercer Ellington等のSwing派からGillespie, Miles, Coltrane, Rollins等のモダン派まで数多くのセッションに付き合っています。他はいずれも典型的なHard Bopperでこの種の録音には欠かせない人々です。






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