2017年4月14日金曜日

Jonah Jones-Earl Hines / Back on The Street

こんばんは、JazzyIsshiです。今夜はトランペットのJonah Jones(1909-200)とピアノのEarl Hines(1903-1983)の珍しい共演盤です。

Jonah Jones-Earl Hines / Back on The Street
Chiaroscuro ULS-1840-V




A
1  I'm In The Market For You (Hanley-McCarthy)
2  Back On The Street (Hines-Jones)
3  You Can Depend On Me (Hines-Carpenter-Dunlop)
4  A Very Slow Blues (Hines-Jones)
B
1  Rose Room (Hickman)
2  Sleepy Time Gal (Lorenzo-Whiting)
3  Pennies From Heaven (Burke-Johnston)

1972 March 22, NYC
Jonah Jones(tp), Buddy Tate(ts), Earl Hines(p), Jerome Darr(g), John Brown(b), Cozy Cole(ds)

Jonha Jonesは一時Mood MusicないしはComic BandのようなBandを率いて録音もたくさん行いましたが、今に残っているものはありません。Earl HinesはまじめなJazzをやり続けたおかげで、1970年代まで多くの吹き込みを行い、現在もその多くがカタログに載っています。このLPは1972年Chiaroscuro Recordの録音ですが、この頃のChiaroscuroは音が悪いことで有名ですが、この盤は並み以上に録れています。全体として、Swing時代の古老の再開セッションのようですが、Buddy TateやCozy Coleも含めて実はほとんど初めての手合わせだったのではないかと思います。A1を聞いて分かるように、非常に味の濃い演奏です。こんな演奏、今からやろうとしても出来ないのではないかと思います。Jerome Darrは1910年生まれのギタリストですが、電気ギターを弾いています。John Brownは1906年生まれですが、長らくJonah Jonesに付き合って(1955年から)きた人です。

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