こんばんは、JaazyIsshiです。今夜はテナーサックスのErnie Watts(1945- )のQuartetによる演奏です。私は、2000年頃シカゴで生を聞きましたが、広くないJazzBarでマイクを付けたものすごい音量で吹きまくり、楽しめなかった記憶がありますが。このCDは趣味の良い演奏を聞かせてくれます。
Ernie Watts / Classic Mood
JVC VIJC-60164
1 In A Sentimental Mood (Ellington)
2 On Green Dolphine Street (Kaper-Washington)
3 It Never Entered My Mind (Rodgers-Hart)
4 'Round Midnight (Monk-Williams)
5 Blues Now and Then (Watts-Witham)
6 Never Let Me Go (Livingston-Evans)
7 Lush Life (Strayhorn)
8 I Don't Know Why (Watts)
9 The Poet (Watts-Witham)
10 Good Morning Heartache (Higginbotham-Drake-Fisher)
1997 December 21,22 Clinton Studion, New York
Ernie Watts Quartet
Ernie Watts(ts), Mulgrew Miller(p), George Mraz(b), Jimmy Cobb(ds)
サイドのMulgrew(1955-2013)はこの中では一番若手ですが、Bill EvansとChick Coreaの間を行くようなスタイルで人気を博しましたが、脳卒中で急死しました。George Mraz(1944- )はチェコ出身の圧倒的なテクニックを誇るベテランです。同じくJimmy Cobb(1929- )は現存する大ベテランで、Miles Davisとの共演やDinah Washingtonとの結婚で有名です。
曲はいずれもスタンダードです。WattsのスタイルはColtraneの1960年代初期のスタイルをちょっとハードにした感じです。ここで演奏されるレパートリーそのものがコルトレーンの影響が強いように思います。8は同名のスタンダード曲がありますがWattsのオリジナルのバラードです。
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