2020年8月16日日曜日

”JERU" Gerry Mulligan

こんばんはJazzyIsshiです。今夜は、bsのGerry Mullagan (1927-1997)のコンボです。

"JERU"/Gerry Mulligan
CBS SICP-4024

1  Capricious (B.Taylor)
2  Here I'll Stay (Lerner-Weill)
3  Inside Impromptu (B.Taylor)
4  You've Come Here (Leigh-Coleman)
5  Get Out of Town (Porter)
6  Blue Boy (Mulligan)
7  Lonely Town (Comden-Green-Bernstein)

1962 June 30
Gerry Mulligan Quintet
Gerry Mulligan (bs), Tommy Flanagan (p), Ben Tucker (b), Dave Bailey (ds), Alec Dorsey (conga)

Gerry Mulliganは1940年代半ばにKrupa楽団の編曲者として登場しました。bsはHarry Carney系統一色でしたが、Lester Youngの影響なのでしょうか、音質が軽くなり、Serge CharoffやGerry Mulliganは洗練された感じになりました。
Mulliganはpを入れない(必要なら自分で弾いてしまう)セッションが多いのですが、ここではプロのピアニストを入れて気軽にやっています。このころ以降は次第にピアニスト入りが普通へと変化していく感じもあります。
Dave Bailey (1926- 存命)はこの頃から、他流試合を好んだドラマーでGerry Mulliganとは趣味が合ったのでしょう。Alec Dorseyは1960年代にいくつかの録音に名前を連ねていますが、詳細は不明です。
曲は既成のものが多く、Muliganのオリジナルは1曲しかありません。この頃はBig Bandものが多かったMulliganにしては、本作は肩の凝らない気軽に演奏した1枚だったのでしょう。



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