こんばんは、JazzyIsshiです。今夜は昼にひきつづきトロンボーン奏者のリーダー作です。Bill Harris (1916-73)はGoodmanやHermanで活躍したあともいろいろばグループから録音の誘いがあり、その分リーダー作は乏しいのですが、これは1957年のfantasyへの録音です。
Bill Harris and Friends
Fantasy 3263
1 It Might As Well Be Spring (Rodgers-Hammerstein)
2 Crazy Rhythm (Kahn)
3 Where Are You? (Adamson-McHugh)
4 Just One More Chance (Coslow-Johnston)
5 I Serrender Dear (Barris-Clifford)
6 I'm Getting Sentimental Over You (Washington-Bassman)
7 In A Mellow Tone (Ellington)
1957 September
Bill Harris Quintet
Bill Harris (tb), Ben Webster (tb), Jimmy Rowles (p), Red Mitchell (b), Stan Levey (ds)
Ben Webster (1909-1973)はSwing派の大物、Bill Harrisは中間派に所属していると言って良いでしょう。この2人はおそらくJATPや1940年代のマイナーレーベルの録音で頻繁に顔を合わせていたと思われます。Just One More ChanceではメローなWebsterに対して野蛮な合いの手を入れ、他のメンバーから窘められている様子が録音(演出)されています。Tommy Dorsey楽団のテーマ曲の6は、トロンボーンソロかと思いきやpiano trioと意表を突きます。個人的にはBenが参加しない1と長尺の7が好みです。
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