こんばんは、JazzyIsshiです。今夜は1950年代から活躍するギタリストTony Rizzi(1923-1992)がギター5本でCharlie Christianのアドリブに挑戦した作品です。Super SaxやPrez Conferenceほど成功したわけではありませんが、よくこんなもの(失礼)を作ったとその挑戦者精神に感心します。
Tony Rizzi & his Five Guiters plus Four plays Charlie Christian
Norma Japan NOCD5654
1 A New Baby
2 Rose's Room
3 I Surrender
4 He's Got Riddum
5 Breakfast Food
6 Frying Home
7 Anything But Love
8 Three For Two
1975 December 12
Tony Rizzi & his Five Guiters plus Four
Pete Christlib (ts), Tony Rizzi, Tim May, Mike Rosati, Jimmy Wyble, Grant Geissman (g), Tom Ranier (p), Tom Azarello (b), John Periett (ds)
Tony Rizziは1946年のBoyd Raeburn楽団を皮切りに有名バンドを転々とし、Hollywoodのスタジオでも長く過ごした隠れたる名手と言えることができるでしょう。5本のギターでCharlie Christianのアドリブをなぞるというアイデアは、Super Saxを聞けば思い付きはしますが、本当にやってみようとはなかなか思い切れないでしょう。
Pete Christlib (1945- )はこのとき30歳、ほとんど唯一のソロイストです。Jimmy Wyble(1922-2010)は大ベテラン、Grant Geissman (1953- )も主流派のギタリストです。
曲は、既存のスタンダード曲を思わせるものばかりですが、必ずしも同じコード進行というわけではなさそうです。
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