こんばんはJazzyIsshiです。今夜は超レア盤です。Sonny Berman(1925-1947)はWoody Herman楽団の若手有望tp奏者でしたが、麻薬禍で早逝しました。そのBermanのJam Sessionでもロングソロが聞ける貴重盤でもあります。
Sonny Berman Jam Session-1946
Esoteric Records HR-103-EV IT-0047
A
1 Down With Up
2 Ciretose
B
1 Hoggimous, Higgamous
2 The Slumber Giant
1946 January 23 ,NYC
Sonny Berman, Marky Markowitz (tp), Earl Swope (tb), Al Cohn (ts), Serge Chaloff (bs), Ralph Burnes (p), Eddie Safranski (b), Don Lamond (ds)
メンバーはChubby Jackson(b)が集めたものですが、各人のソロはなかなかこなれています。録音はMinton House でも多くの録音を残しているJerry Newmanです。メンバーの仕事が終わった午前2時が集合時間でしたが、Jacksonはついに現れず、仕方なくベース無しで録音は始められました。1954年になってEsoteric RecordがEddie SafranskiのベースとDon Lamondのドラムを追加録音して出したのがこのLPです。確かに、ドラムとベースの音だけが新しく感じられます。良く聞くと、もともとベース奏者がいなかったぶんピアノが頑張っています。貴重な録音であるとともに、Cohn,Chaloffのソロともども楽しめる演奏です。
曲にはまったくクレジットがありません。Jam Sessionなので曲名は無いのでしょう。1は1946年にDialに録音されたWoodchopper's Holidayと同じ曲です。2はEsotericの綴りをひっくり返したものです。
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