こんばんはJazzyIsshiです。今夜はZoot Sims(1925-1985)の1956年のフランス録音です。
"Zoot" Sims et Jon Eardley jouent avec Henri Renaud
Ducrette-Thomson 250V023
1 Captain Jetter (Renaud)
2 Nuzzolese Blues (Eardley-Renaud)
3 Everything I Love (Cole Porter)
4 Evening In Paris (Quincy Jones)
5 On The Alamo (Jones-Karn)
6 My Old Flame (Coslow-Johnston)
7 Little Jon Special (Jon Eardley)
1956 March 16, Paris
Jon Eardley(tp), Zoot Sims(ts), Henri Renaud(p), Benoit Quersin(b), Charles Saudrais(ds)
Zoot SimsはGoodman楽団、Herman楽団を経て1950年代中ばから1960年代初頭にかけて名盤を連続的に生み出しました。このLPは仏で出て以来Collectors Itemとなっていたものです。内容は1956年のZoot Simsなので悪いはずもありませんが、変わったリズム隊をバックとしてやや緊張気味(良い意味で)の演奏かなと思います。
サイドメンのJon Eardley(Ⅰ928-1991)はアメリカ出身のtp奏者ですが、リズムセクションはフランス勢です。全体のサウンドは何となくハードバップっぽい感じがします。普通のZoot Simsには黒っぽさはほとんど無いのですが、(ここでもZootだけ取り上げるといつものZootです)トランペットのせいと、リズム隊が当時はやりの音を出したがったせいか、Hard Bopっぽくなってしまいました。でもそのおかげで名盤として語り継がれています。
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