2017年5月3日水曜日

"Zoot" Sims et Jon Eardley jouent avec Henri Renaud

こんばんはJazzyIsshiです。今夜はZoot Sims(1925-1985)の1956年のフランス録音です。

"Zoot" Sims et Jon Eardley jouent avec Henri Renaud
Ducrette-Thomson 250V023




1  Captain Jetter (Renaud)
2  Nuzzolese Blues (Eardley-Renaud)
3  Everything I Love (Cole Porter)
4  Evening In Paris (Quincy Jones)
5  On The Alamo (Jones-Karn)
6  My Old Flame (Coslow-Johnston)
7  Little Jon Special (Jon Eardley)

1956 March 16, Paris
Jon Eardley(tp), Zoot Sims(ts), Henri Renaud(p), Benoit Quersin(b), Charles Saudrais(ds)

Zoot SimsはGoodman楽団、Herman楽団を経て1950年代中ばから1960年代初頭にかけて名盤を連続的に生み出しました。このLPは仏で出て以来Collectors Itemとなっていたものです。内容は1956年のZoot Simsなので悪いはずもありませんが、変わったリズム隊をバックとしてやや緊張気味(良い意味で)の演奏かなと思います。

サイドメンのJon Eardley(Ⅰ928-1991)はアメリカ出身のtp奏者ですが、リズムセクションはフランス勢です。全体のサウンドは何となくハードバップっぽい感じがします。普通のZoot Simsには黒っぽさはほとんど無いのですが、(ここでもZootだけ取り上げるといつものZootです)トランペットのせいと、リズム隊が当時はやりの音を出したがったせいか、Hard Bopっぽくなってしまいました。でもそのおかげで名盤として語り継がれています。


0 件のコメント:

コメントを投稿