こんばんはJazzyIsshiです。今夜はGene Ammons(1925-1974) と Sonny Stitt(1924-1982)のテナーチームのVerve版です。
Boss Tenors / Gene Ammons and Sonny Stitt
Verve V6-8426
1 There is no Greater Love (Symes-Jones)
2 The One Before (Ammons)
3 Autumn Leaves (Kosma-Mercer)
4 Blues Up and Down (Stitt-Ammons)
5 Counter Clockwise (Stitt)
1961 August 27, Chicago
Gene Ammons, Sonny Stitt(ts), John Houston(p), Charles Williams(b), George Brown(ds)
テナーバトルというとJATPでのイリノイ・ジャケーやアーネットコブ、そして白人フリップフィリップスの粗野な演奏を思い出しますが、ここでのAmmons-Stittのチームは趣味の良い演奏に終始し、バトルといった感じはありません。普通のモダンジャズといった感じで聞きやすい演奏です。
4に野蛮なブローの片鱗がありますが、1940年代のに比べれば大人しいもんです。
Gene Ammonsはpianist Albert Ammonsの息子として生まれたいわばサラブレッドです。Sonny Stittはパーカーの分身みたいに思われていた時期もありますが、その時以来テナーを吹いているといわれます。あとの3人はほとんど経歴が分かりません。全体として寝る前に小音量で聞いても楽しめる内容です。Verveの60年代の特徴かもしれません。
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