こんばんは、Jazzy Isshiです。今夜は、swing派の渋いピアニストDick Wellstood(1927-1987)のコンボです。
From Dixie To Swing/Dick Wellstood All-Stars
Classic Jazz Records, CJ-10
1 Way Down Yonder In New Orleans (Layton-Creamer)
2 Red Sail In The Sunset (Kennedy-Williams)
3 Second Hand Rose (Funny Brice)
4 Royal Garden Blues (Williams-Williams)
5 Rose of Washington Square (J.F.Hanley-B.McDonald)
6 On The Sunny Side of The Street (Fields-McHugh)
7 I Want A Little Girl (Moll-Mencher)
8 Exactly Like You (Fields-McHugh)
Dick Wellstood All-Stars
1973 月日不詳
Doc Cheatham (tp), Vic Dickenson (tb), Kenny Davern (sl,ss), Dick Wellstood (p), George Duvivier (b), Gus Johnson (ds)
Dick Wellstoodは1927年生まれ。主に戦後活躍したSwing-Dixieのピアニストです。Bob Wilber (cl,ss)やKenny Davern (cl,ss)とは古い付き合いです。古老たちの録音にもよく付き合っており、膨大な録音があるのでしょう。
この録音は一種のSwing Revivalブームがあった1973年、ニューヨークで録音されています。メンバーは大ベテランのDoc CheathamとVic Dickenson(この2人は黒人の古老)に当時ベテランに差し掛かった、DavernとWellstood、オールラウンドのDuvivier、カンサス派のGus Johnsonという珍しい組み合わせです。
曲は、この人たちにとってはスタンダードだったのかもしれませんが、「夕陽に赤い帆」や「ワシントンスクエアの薔薇」、1920年代の古謡「セカンドハンドローズ」は挑戦だったのかも知れません。
演奏は可もなく不可もなくですが、管楽器主体でリーダーたるWellstoodのピアノソロの比重が低くなっています。
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