2017年7月31日月曜日

Stan Gets in Stockholm

日曜の夜は、軽めのQuartetによるStan Gets (1927-1991) です。ジャケットにはスカンジナビア航空に乗り込もうとしているGetsの写真があしらわれています。サイドはすべて現地のmusicianですが、Bengt Hallberg (1932-2013)は日本でも有名で、CDも何枚か出ています。

Stan Gets in Stockholm
Verve MGV-8213



1955 December 16, Stockholm,  Sweeden
Stan Gets Quartet
Stan Gets(ts), Bengt Hallberg(p), Gunner Johnson(b), Anders Burman(ds)

1  Indiana( Hanley-Creamer)
2  Without A Song (youmance)
3  Ghost of A Chance (Young)
4  I Can't Believe That You're in Love With Me (McHugh-Gaskill)
5  Everything Happens To Me (Dennis-Adair)
6  Over The Rainbow (Arlen-Harburg)
7  Get Happy (Arlen-Koehler)
8  Jeepers Creepers (Mercer-Warren)

1955年のGetsはHerman楽団を去って独立したテナー奏者としての名声を確立した頃と言って良いでしょう。後年のボサノバ路線は始まっておらず、純粋なJazzに徹していて好ましく感じます。とにかく上品に徹していますが、白人のJazzはこうでなければいけません。

曲はいずれもSwing時代からのStandard曲で、初めてのMusicianとでも安心して演奏できる選曲だったのでしょう。 Bengt Hallbergは当時23歳ということになりますが、すでにベテランの貫禄を漂わせています。BassのGunner Johnson(1924-2004)はベテランとDrumsのAnders Burman(1928-2013)は後に俳優に転身しました。BassもDrumsも脇に徹しており、soloは全く出てきません。







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