2017年7月23日日曜日

Motor City Scene / Pepper Adams

こんにちは、JazzyIsshiです。日曜の昼間は、ややポップな感じのHard Bopです。デトロイトとその周辺出身のJazz Musicianによる、Motor CityのJazzというわけです。

Motor City Scene / Pepper Adams
Bethlehem COCY-7723

















1  Stardust (Carmichael)
2  Philson (Adams)
3  Trio (Garner)
4  Libeccio (Adams)
5  Bitty Ditty (Jones)

1960
Pepper Adams Sextet
Donald Byrd (tp), Pepper Adams (bs), Tommy Flanagan (p), Kenny Burrell(g), Paul Chambers (b), Hays Lewis (ds)

Pepper Adams(1930-1986)はミシガン州出身でデトロイト周辺で活躍し、Stan KentonやBenny Goodman等の有名楽団で活躍し再びデトロイト周辺で活躍しました。他のメンバーもDonald Byrd(1932-2013), Kenny Burrell(1931- ), Tommy Flanagan (1930-2001), Louis Hayes (1937- )がデトロイト生まれ、Paul Chambers(1935-1939)がPittburg 出身とデトロイト出身のMusicianを集めてたので標記のアルバムタイトルとなったものです。

Pepper Adamsの音色はいわゆる「ゴリゴリ」で、同じ白人でもGerry Mulliganとは対極をなすスタイルです。Serge Chaloffに近い感じがします。 Stardust はDonald Byrdの一人舞台でAdamsは登場しません。TrioはEroll GarnerのBitty DittyはThad Jonesの作曲です。1960年とHard Bopとしてはやや後期の録音ですが、いかにもそれらしい音のする人気盤です。

それにしても、Eroll Garnerが1947年に作って録音したTrioは単純な曲調ですが、いろいろなMusicianが取り上げる人気曲です。隠れたるスタンダードと言っても良いでしょう。



















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