2018年1月28日日曜日

Jutta Hipp at the Hickory House vol.1

こんばんはJazzyIsshiです。今夜はヨーロッパ出身の女性ピアニストJutta Hippがアメリカで録音したTrioです。

Jutta Hipp at the Hickory House vol.1
Blue Note BLP-1515




1  Take Me In Your Arms (Markuish)
2  Dear Old Southland (Trad)
3  Billie's Bounce (Parker)
4  I'll Remember April (DePaul-Raye)
5  Lady Bird (Dameron)
6  Mad About The Boy (Coward)
7  Ain't Misbehavin' (Waller)
8  These Foolish Things (Strachy-Marvell)
9  Jeepers Creepers (Mercer-Warren)
10 The Moon Was Yellow (Leslie-Ahlert)

1956 April 5, Hickory House, Chicago
Jutta Hipp Trio
Jutta Hipp (p), Peter Ind (b), Ed Thigpen (ds)

Jutta Hipp (1925-2003)はドイツのライプチヒに生まれ、1955年のアメリカに移住した女性ピアニストです。戦後のピアニストらしくBud Powellの影響下にありますが、少し古い時代のピアニストの影響も強いようです。秋吉敏子嬢がアメリカに渡って修行したように、Juttaもアメリカに渡りましたが、その後何故か急速に音楽対する興味を失ってしまったと言われます。残念。後年は画家になったとも言われます。
このCDはレナードフェザーの司会で始まりますが、フェザー氏はこの頃Jutta嬢にひとかたならぬ入れ込みようだったのですが、それ以上のものにはなりませんでした。
曲はスタンダード揃いですが、レパートリーはやや古い曲が多い感じがします。(考えすぎでしょうか。)
Peter Ind (1928-存命)はイギリス出身でTristano派でしたが後年帰国するとWaveというレコード会社を興します。この頃はまだ真剣にJazzに取り組んでいたようです。Ed Thigpen (1930-2010)はこの頃はオスカーピーターソンのTrioに加入する前ですが、名人の貫禄があります。
Piano Trioの標準的な名盤として楽しめるレコードです。

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