2017年5月24日水曜日

Stardust / John Coltrane

こんばんは、JazzyIsshiです。夏の夜にはコルトレーンのバラードが似合います。John Coltrane(1926-1967)は稀代のテナーサックス奏者で、いまでも追随者が数多くいます。1950年代後半から1960年台前半のColtraneは今でもテナーの標準と言えるでしょう。

Stardust / John Coltrane
Prestige PR7268




1  Stardust (Carmichael)
2  Time After Time (Styne-Cahn)
3  Love The Neighbor (Ravel-Gordon)
4  Then I'll Be Tired of You (Harburg-Schwartz)

1,3
1958 July 11 , NYC
John Coltrane Quintet
Wilbur Harden(tp), John Coltrane(ts), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(ds)

2,4
1958 July 11 and December 26, NYC
John Coltrane Quintet
Freddie Hubbard(tp), John Coltrane(ts), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Art Taylor(ds)

曲はいずれも長尺のバラードで、各人のソロがゆったり流れる。時間を気にせずゆったり、思う存分ソロを展開できるLP時代以降の奏者は幸せです。それだけに、ともすると黒人大学生向けMood Musicと言われた安易な演奏にも陥り気味ですが、そこはColtraneが現れると締まります。が、Red Garland(1923-1984)のピアノは軟弱そのものです。ここではWilbur Harden(1924-1969)もFreddie Hubbard(1938-2008)も影が薄い感じがします。

選曲は1940年台からのいわゆるスタンダードです。Coltraneが物心ついた頃ラジオで流れていたであろう曲ばかりです。 



0 件のコメント:

コメントを投稿